データで見る部屋探し
住まい探しと防犯意識
防犯を意識して住まい探しをしている19~80歳を対象にアンケートを実施しました。
※アットホーム調べ
(住まい探しと防犯意識の実態調査 |トレンド調査の調査データ|アットホーム株式会社)
≪防犯意識と実態≫
■現在の住まいは防犯面で「安心できないと思う」が約3割
現在の住まいは防犯面で「安心できない」が約3割で、建物への侵入のしやすさなどが不安要素になっているようです。
過半数が洗濯物を外に干していないことが分かりました。
《安心できる住まいの条件・設備》
■防犯のために欲しいのは「モニタ付インターホン」で家賃に約1,500円上乗せ可
防犯のために欲しい住まいの条件・設備について、全体で最も高かったのは「モニタ付インターホン」でした。
男女別にみると、男性は「防犯カメラ」、女性は「モニタ付インターホン」がトップでした。
それぞれの設備を設置するために、 「モニタ付インターホン」は平均で1,497円、「防犯カメラ」は1,811円を家賃に上乗せできると回答しました。
《不動産会社に求めること》
■不動産会社から「周辺の夜道の明るさ・人通りの多さ」の情報を求める
不動産会社から周辺の治安情報を教えてほしいと回答したのは77.4%で、男女別にみると男性72.3%、女性82.4%と、特に女性の方が高いことが分かりました。
どのような情報が欲しいかについては「周辺の夜道の明るさ・人通りの多さ」がトップでした。
住まい探しと同棲カップル
19歳~29歳の同棲をしているカップルを対象に、同棲の実態をはじめ、お互いが譲れなかった・譲った条件や設備、住まいを探す上で大変だったことなどを調査いたしました。
※アットホーム調べ
(同棲カップルの住まい探しに関する調査|トレンド調査の調査データ|アットホーム株式会社)
≪同棲カップルの住まい実態≫
■同棲における理想の間取り1位は「2LDK」で4割超
現在同棲している住まいの間取りを聞くと、1LDKが最多で33.2%でした。
一方、理想の間取りは2LDKが最多で4割を超えました。
理想の間取りを選んだ理由は「お互いの部屋として活用したい」「個々で仕事や作業できる部屋があると良い」などの回答が見られ、それぞれの時間を過ごすスペースがあると同棲カップルの住まいニーズが満たせそうです。
■住まい探しにおける主導権は、男女どちらもパートナーに譲っていると認識
同棲においてパートナーとの負担割合を聞くと、住まい探しにおける主導権は男女どちらもパートナーに譲っていると認識していることが分かりました。
日々の家事負担は、男女どちらの認識も女性の平均割合が高い結果となりました。
≪同棲カップルの住まい意向≫
■譲れなかった設備1位は、男女ともに「バス・トイレ別」
同棲カップルにパートナーと現在の住まいを決める上で自分が譲れなかった条件を聞いてみると、女性は「最寄り駅までの徒歩分数」、男性は「築年数」が1位でした。
自分が譲れなかった設備を聞いてみると、男女ともに「バス・トイレ別」が1位で女性は半数以上でした。
男女差が最も開いた条件・設備はキッチンや風呂、洗面所など水回り部分で、男女のこだわりの違いが顕著に表れました。
≪同棲カップルの住まい探し≫
■住まいを探す上で大変だったこと・困ったこと1位は「費用面のすり合わせ」
同棲カップルにパートナーと現在の住まいを探す上で大変だったこと・困ったことを聞くと、「家事や初期費用などの費用面をすり合わせること」が1位でした。
次いで「お互いの希望条件を満たす物件を探すこと」、「家具の配置や生活動線など生活イメージをすり合わせること」が続きました。
また同棲カップルに現在の住まいを探す上でパートナーとケンカしたかを聞くと、「はい」と答えたカップルは27.1%でした。
スムーズな住まい探しを実現するためには、お互いが理想とする生活スタイルをすり合わせることが大切なようです。